技術紹介

TECHNOLOGY

解説!ガス配管とは

私たちの暮らしを支えるガスの輸送にも、パイプは欠かせません。
当初、ガス管として一般的に使用されていたのは、鋼管に亜鉛メッキを施した白ガス管でした。ですが、白ガス管は土の中に埋設すると、土の性質や水分などにより、電位差による電気回路が作られ、地中へ電気が流れ出すポイントがあれば、時間の経過と共に亜鉛メッキが溶け出し、腐食がはじまります。腐食が進行してガス漏れを起こす可能性があるため、昭和50年代後半には、埋設用には白ガス管は使用されなくなりました。腐食の恐れが少ない屋内の露出部などには現在も使用されています
現在埋設ガス管として主に使用されているのは、腐食に強いポリエチレン管や鋼管表面をプラスチックで覆った被覆鋼管です。経年埋設白ガス管は交換が推奨されています。

耐食性と同じく重要なのが、耐震性です。
給湯、調理、冷暖房など暮らしに欠かせないライフラインの一つであるガスの供給が停止すれば、大きな影響があります。万が一ガス漏れが起きれば、人の命にもかかわる大問題です。近年の大型地震の発生に伴い、ガス管の耐震化が進められています。

東尾メックでは、水道用、冷媒用など各種継手の開発で長年培った技術と経験が、ガス管用の継手にも生かすことができると考えています。抜けない・漏れない高品質の継手で、皆様の暮らしを守る継手メーカーを目指します。

ガス配管1 ガス配管2
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