技術紹介

TECHNOLOGY

解説!衛生配管(給水・給湯配管)とは

配水管から建物内に水を送る給水配管には、主に金属製のものと樹脂製のものがあります。

古くは鉛が使われてきましたが、水中に有害物質が溶け出すために徐々に使われなくなりました。その後、亜鉛めっき鋼管(白管)が登場し広く使用されましたが、水道管内に発生する錆により水が赤くなったり、管内を塞いで水が流れなくなったりするなどの不具合が発生し、これも使用されなくなりました。築年数のたったマンションなどでは、しばらく使っていない水道管から赤っぽい水が出てくることがありますが、これは、給水配管のせいなのです。

赤水対策で錆に強い管の開発が進み、塩ビライニング鋼管やステンレス鋼管などの金属管のほか、樹脂製の塩化ビニル管、架橋ポリエチレン管なども使われるようになりました。

現在、給水配管の性能で最も重要視されているのが、耐震性です。
1995年の阪神・淡路大震災では、主流だった金属管のねじ接合部が被害を受け、復旧に長い時間がかかりました。ねじ込み継手は安価で、広く使用されていますが、これをきっかけに、可とう性を持つ継手や樹脂管を使用した耐震管路の構築が進められました。
2011年に発生した東日本大震災でも、従来の基準では安全といわれていた給水配管に破損が確認されており、地震国である日本では耐震性能は永遠の課題です。

東尾メックは給水配管の進歩に合わせ、赤水完全防止のライニング鋼管用管端防食継手『エポコートエクストラ』・『エポコートマルチ』や、パイプを差し込むだけのワンタッチ施工で漏れ・抜けを防止する樹脂管用継手『スナップ継手』を開発してきました。
新拡管方式を採用したステンレス鋼管用継手『KKベスト』は、長年培ったメカニカル継手のノウハウを結集し、簡単スピード施工と高い信頼性を両立しています。
ニーズに則した多種多様の継手で、より安全・確実な給水設備の実現に貢献します。

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