PERFORMANCE TEST
性能試験
機能 | 機能展開 | 代用特性 | 評価試験 | 試験結果 | |
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試験法 | 判定基準 | ||||
1 接合が容易 | 1-1 ナットが締めやすい | 締め込みトルクが小さい | トルク試験 | 他社品より低い、トルクは80N・m以下 | ▶ ナット回転数-トルクグラフ |
1-2 差し込み易い | 管挿入力が小さい | 差込試験 | 管挿入力=25kgf以内 | 合格 | |
1-3 施工が早い | 施工比較試験 | 他社品と同等以上 | ▶ 施工性比較試験 | ||
1-4 方向が出し易い | 方向調整が容易 | ||||
2 脱管しない | 2-1 水圧に耐える | 封水圧に耐える | 3.6水圧試験 | 3.5MPaを2分保持し、漏れ抜け無し | 合格 |
限界水圧試験 | 最高使用圧力の3倍以上で抜けなど無き事 | 合格 | |||
水撃圧に耐える | 3.10内圧繰り返し試験 | 0⇔5MPaを4秒サイクルx1万回で漏れ抜けなど無き事 | 合格 | ||
2-2 重量に耐える | 引張り力に耐える | 3.7引抜試験 | SAS-322による | 合格 | |
2-3 人が乗っても耐える | 曲げに耐える | 曲げ試験1(継手) | 曲げ角度2°で漏れ無き事 | 合格 | |
曲げ試験2(管+継手) | 0.2MPa封入し、曲げ角度5°で漏れ無き事 | 合格 | |||
吊り踏み曲げ試験 | 0.2MPa封入し、吊り間隔1.4mで継手に作業者が乗っても脱管や漏れ無き事 | ▶ 試験状況写真 | |||
2-4 管の伸縮に耐える | 温度変化による伸び、縮み | 3.9冷温水サイクル試験 | 常温⇔90℃を10分毎で1,000サイクル後、3.5MPaを2分保持で漏れ抜けなど無き事 | 合格 | |
2-5 外部からの力に耐える | 地震の揺れ | 片振り試験(層間変位2.5/100) | 0.2MPa封入で、2.5/100の層間変位を100回加えて脱管や漏れ無き事 | ▶ 試験状況写真 | |
継手振り試験(層間変位5/100) | 0.2MPa封入で、5/100の層間変位を100回加えて脱管や漏れ無き事 | ||||
2-6 ナットが緩み難い | 微振動 | 3.8振動試験 | 2.45MPaで振幅2.5mmx10Hzx106回で漏れ無き事 | 合格 | |
3 漏れない | 3-1 正圧に耐える | 常温水圧 | 3.6水圧試験 | 3.5MPaを2分保持で漏れ抜け無し | 合格 |
空気圧 | 3.2気密試験 | 0.6MPa空気を5秒保持で漏れ無き事 | 合格 | ||
3-2 負圧に耐える | 負圧 | 3.5負圧試験 | -96kPaを2分保持で空気吸い込み無き事 | 合格 | |
3-3 ハンマーに耐える | 水撃、 | 3.10内圧繰り返し | 0⇔5MPaを4秒サイクルx1万回で漏れ抜けなど無き事 | 合格 | |
3-4 管の伸縮に耐える | 繰返し回転でも漏れない | スラスト磨耗試験 | 角度15°で150,000回首振り後、水圧1.75MPa付加し、漏れ無き事 | ▶ 試験状況 | |
4 管を傷めない | 4-1 管が腐食しない | 腐食試験に耐える | 3.11腐食試験 | 濃度200ml/L、温度80±2℃、30日保持で漏れ抜けなど無き事 | 合格 |
組織変化が少ない | 残留オーステナイト%測定 | 他社他方式品と同等,これ以上とする | ▶ 試験報告書 | ||
4-2 管が割れない | 残留応力が小さい | 残留応力値測定 | 他社他方式品と同等,これ以上とする | ▶ 試験報告書 | |
腐食試験に耐える | 塩化Mg応力腐食割れ試験 | 他社他方式品と同等,これ以上とする | ▶ 試験報告書 | ||
5 水質に影響しない | 5-1 滞留水に異物が入らない | 部材の浸出性 | 浸出試験 | JIS S 3200-7浸出基準以内 | ▶ 試験報告書 |
用途別継手(配管)の期待耐用年数(参考)※4)~6)
用途 | 住宅(集合住宅を含む) | 住宅以外の建築物 | ||
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専用部分 | 共有部分 | 24時間使用 系統の耐用 | 12時間使用 系統の耐用 | |
給水 | D | C | D | D |
給湯 | D | C | D | C |
冷温水 | ー | ー | C | C |
冷却水 | ー | ー | D | C |
エアー | ー | ー | ー | ー |
スプリンクラー | ー | B | A | A |
期待耐用年数とグレード
グレード | 期待耐用年数 |
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A | 60年以上 |
B | 40年以上 |
C | 30年以上 |
D | 20年以上 |
E | 15年以上 |
注4) 本表は期待グレードです。流体特性、設計条件、点検・保守管理、水質管理により、実用上は当然グレードに偏差が生じますので、 あくまで目安として下さい。(水質管理のないシステム系統は1ランク下位のグレードとして下さい。)
注5) 建築物寿命と継手(配管)の期待耐用年数に差異がある場合は、配管更新等のメンテナンス性を考慮した配管設計をお願いします。 特に中央給湯方式の強制循環給湯システムによる連続運転が要求される配管系統においては、 配管取替えを考慮したバルブやバイパス配管の設置を行って下さい。
注6) 赤水対策、期待耐用年数確保の為、バルブ、貯湯槽、ポンプなどの機器、部材はステンレス製を推奨します。
銅合金製の材料や鋳鉄製の材料を循環系統に使用しますと金属が酸化溶出し、ゴム材料に悪影響を与える可能性があります。